映画『オーシャンズ11』『007/カジノ・ロワイヤル』『ロビイストの陰謀』『カジノ』『リービング・ラスベガス』といったカジノを描いた映画を観たことがあるなら、優美にタキシードを着飾った男性や、豪華なアクセサリを身にまとった美女が出てくるのをきっとご存じかと思います。ファッションはいつの時代も、ギャンブルをしにカジノへ出かける際に欠かせない大切な要素であるのです。装い、スタイル、ルックス、そのすべてがとても重要です。でも一体それはなぜでしょうか?

エチケットを守る

大多数のカジノにはたいてい、ドレスコードが定められています。ひと昔前のカジノでは、厳格にブラックタイ(タキシードに黒の蝶ネクタイ)のみが認められていましたが、現在ではドレスコードがずっとゆるくなっています。

アメリカやマカオでは、ジーンズとTシャツを着てカジノに入ることができ、目立ってしまったり、だらしなく見えたりはしません。現在では、カジノで厳格に課されるドレスコードは、「no shirt no service (シャツを着ていない人にはサービスはしない)」というものや、水着やスリッパの禁止ぐらいでしょう。

アドバンテージを得る

テーブルゲームにおいて、ギャンブルとファッションは密接に関わっており、特にポーカーでは対戦相手を欺くのにルックスが役立ちます。謎に包まれた人物でいたいなら、装いによってリアクションや顔の表情を隠せます。プロのポーカープレイヤーはたいてい、顔のひきつりや目を隠すために、サングラスか帽子を着用しているそうです。

ハリウッド効果

最初に言及したように、カジノ(ギャンブル)と映画は、切っても切り離せない関係にあります。銀幕に映し出されるカジノの描写は、人々が期待するものをガラっと変化させてきました。例えば、『オーシャンズ11』やジェームズ・ボンドの『007』シリーズ作品が描いたカジノ像は、とても華やかで、いつでもゴージャスな人々と有名デザイナーの服があふれていますよね。

ただし、現実世界は映画とは異なっていますが、今でもヨーロッパのカジノ会場には、厳格なドレスコードを定める所があり、よりカジノの魅惑的な世界観に没入するために、あえてドレスアップすることを選ぶ人もいるのです。

カジノドレスコードの種類

「ホワイトタイ・ファッション」は最もフォーマルなもので、白い蝶ネクタイが必須で、それ以外の例外はありません。このスタイルは通常、カジノのオープニングセレモニーや、著名人の訪問の際など、フォーマルなシーンで使用されます。一方、「コーポレート・ドレスコード」は、もう少しゆるく、プレイヤーたちはタキシードやダークスーツで着飾り、ネクタイや蝶ネクタイ、盛装用ソックス、革靴で装いを仕上げます。さらに、カジノには「セミフォーマル・ドレスコード」もあり、これはもっとゆるいスタイルです。女性はロングスカートやカクテルドレスの着用が可能で、男性はダークなビジネススーツとドレスシャツにマッチするネクタイがふさわしいでしょう。これもまだ非常に保守的な装いですが、そこまで堅くはありません。

「ビジネス・ドレスコード」は、オフィスで会議がある時に選ぶような服装で、大半のカジノで認められています。それから、カーキ色のズボンやセーター、ブレザー、ローファーといった「ビジネスカジュアル」もあります。そして最後に、現在多くのカジノで見られるのが、「カジュアルウェア」です。清潔できちんとして見えるけれど、快適な服装がこれに当てはまります。ただし、軍人の服装はNGです。

近々カジノを訪れる予定があるなら、上記のファッションスタイルを覚えておけば、常連客にうまく溶け込めることができるでしょう。ぜひ参考にしてみてください!